世界第一級の断層見学

広報担当こーすけです。

今回は建築には直接関係がない番外編です!

休日にバイクで散歩がてら三重の松阪市にある「月出の中央構造線」を見てきました。

中央構造線とは?

日本がまだユーラシア大陸の一部だったころ(恐竜が歩き回っていた時代!)に誕生した世界第一級の大きな断層で、九州から四国、近畿を通り関東まで横断する大断層の事を指します。

この大断層を境に日本海側を「内帯」、太平洋側を「外帯」と呼び、それぞれが全く異なる地質の岩石で構成されています。

中央構造線は「ナウマン象」の名前の元にもなっている「エドムント・ナウマン」さんが発見しました。

そして今回見学してきたのが、その断層が露頭(地層、岩石が露出)している珍しい場所です!

いざ月出の中央構造線へ!

大阪から中央構造線の月出露頭へは車で2時間ほど。

国道166号を東に走り、飯高あたりで脇道の林道にそれて20分ほど登った先にあります。

月出露頭へと続く道には獣害対策のゲートがあるので通過後はきちんと閉めるようにしましょう。

私はバイクで行ったので問題ありませんでしたが、林道に入ってからは車同士の離合が困難なうえ、落石・落ち葉・枝が大量なので走行には注意が必要です。

天気の良い日曜日でしたが月出露頭までは1台の車とすれ違っただけでした。

道は荒れまくりで時には落ち葉などでアスファルトが見えなくなるような道を20分ほど走ってようやく目的地に到着です。

バイクでそのまま下って行こうかと思いましたがとんでもない激坂で大量の落ち葉もあったので、諦めてバイクは置いて歩いていくことにしました。

長い長ーい坂を下っていくと露頭部分を眺めることが出来る整備された広場に到着です。

左側が私の撮影した写真ですが、斜面が崩れており地層の差がわかりにくかったため「観光三重」さんの写真をお借りしました。

写真の左上と右下とで岩の色が全く違うことがお分かりいただけるかと思います。

高さは約80m、幅は約50mもあります。

左上側が「内帯」(花崗岩が主)、右下の黒っぽい方が「外帯」(変成岩が主)となっています。

斜面が崩れた状態では肉眼でみても「多分このあたりが境い目?」ぐらいの見た目でした。

恐竜が闊歩していた時代に出来たものを、こうして目にできるというのはロマンですね!

中央構造線は一部の地域では今でも繰り返しズレ動く活断層となっています。

このほかにも日本の周辺には地震の原因となるプレートたくさんあります。

地震はいつ起こるか誰にも予測はできないので普段から備えるに越したことはないですね。

岡本工務店では繰り返しの大きな地震にも耐えることが出来る耐震等級3+制震ダンパーのご提案もできます!

家族を守る地震に強いおうちづくりを考えている方はぜひ一度岡本工務店へお越しください。

なんとか仕事の話に繋がったところで終わりとします!

またネタが出来たらアップしていきます。 

こーすけ

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こーすけ

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